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GLUTは増加は筋肥大を超加速させる【1章】GLUTって何?

 

 

こんにちは!

 

~~~

序章の復習

www.kintorehabit.com

 

  • ATPは体内でのエネルギー通貨
  • 糖質、タンパク質、脂質からエネルギーを作る過程をエネルギー代謝という
  • エネルギー代謝には解糖系と酸化系がある
  • 解糖系のレベルを上げることが筋肥大を加速させる

~~~

 

じゃあ、

どうやって解糖系のレベルを上げるの??

 

そして、

解糖系のエネルギー代謝には「GLUT」という物質が関係している。

というところまでお話ししました。

 

 

 

 

では、

GLUTって何?

ってところを今日は解説していきます。

 

 

 

 

GLUTは糖質の運び屋

解糖系のエネルギー代謝では、

何がエネルギーとして使われるんでしたっけ?

 

糖質

 

ですよね!

 

レーニングなどを行うにはエネルギーが必要ですから、

糖質を効率良くATPに変換する必要があります。

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上の写真のように、

食べたものは口の中や胃、小腸で消化されて

体の中へ吸収されます。

 

糖質は主に小腸で取り込まれて血液によって全身に運ばれます。

食事をした後、

血糖値(血液に含まれる糖質の量)が上がるというのは、

糖質を吸収した証拠ですね!

 

レーニング中は

筋肉が大量にATPを消費していますから、

筋肉の細胞に糖質が運ばれていきます。

 

小腸で吸収された糖質を

筋肉まで運んでくれるのは血液ですが、

血液の役割はそこでおしまい。

 

糖質は筋肉の細胞の中で

ATPに変換されて燃焼されますが、

糖質が自ら細胞の中に「よいしょっ」と入り込むことはできません。

 

ここで登場するのがGLUTです。

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消化された糖質はGLUTとくっついて

細胞に入ることができます。

まさにGLUT

「運び屋」的存在ですね!

 

糖質が細胞内にたくさんあると、

細胞内で解糖系が激しく働き、

より多くのATPを作り出すことができるというわけです。

 

 

つまり、

「いくら糖質を食べてもGLUTが少ないとATPが作られない」

ということ。

 

GLUTは解糖系において非常に重要な役割をしているのです。

 

 

1章|まとめ|

  • GLUTは「糖質の細胞内への取り込みを行う運び屋」

  • GLUTは輸送体(トランスポーター)の1種

  • GLUTが無いと糖質が細胞内へ入れない為、ATPが作られない

 

 

GLUTの量を増やすことが糖質の取り込みを増やし、

それに伴ってATPも大量につくられます。

 

じゃあ、

GLUTを増やすにはどうすればいいの?

という部分について次回やっていきたいと思います。