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kintore habit

habit=「習慣」 人生がより良い習慣で溢れますように!

【自爆行為】まだ果糖を食べ続けますか?

こんにちは!

 

今日は「果糖の体への悪影響」について、まとめていきたいと思います。

 

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果糖とは何かわかりますか?

文字だけ見ると

「果物に含まれている糖なんだな」

という風に感じるかと思います。その通りです。果糖は果物に主に含まれる糖質ですが、それだけだと20%しか理解できていません。

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 果糖は体に必要ないモノ

果糖は糖質に分類されます。

 

糖質という大きな範囲の中に果糖があるイメージです。

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糖質にもいろいろ種類があり、果糖の他にもたくさんあります。

糖質は体の中で主にエネルギー源として働いている大事な栄養素。私たちは毎日食事をしますが、一般的に摂取カロリーの60%以上が糖質です。

 

上に「果糖は体に必要ないモノ」と書きました。果糖以外の糖で糖質の必要量は賄われますし、それよりも果糖は体へ数々の悪影響を及ぼします。

 

 

 

果糖と砂糖の違い

糖質とはミクロレベルで見ていくと「糖」という丸っこい分子で構成されています。

 

・分子が単体で存在するものを単糖類

・分子が2つ繋がったものを二糖類

・分子が3つ以上繋がったものを多糖類

 

そして複雑になりますが、分子1つ1つに種類があります。

 

「果糖」は単糖類です。

 

それに対して「砂糖」は二糖類です。

果糖1分子とブドウ糖1分子がつながって砂糖が1つ出来上がります。

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果糖の特徴

 AGEsの生成

果糖は体の中でAGEsを作り出します。

AGEsは体内で活性酸素の活動を加速させてしまうんです!

活性酸素は私たちの体を作る「細胞」を攻撃しますので、これは大きな被害ですね。老化の原因になったり、スポーツパフォーマンスを低下させる。また、正常な細胞が攻撃されるわけですから疲労回復の邪魔になり、ケガのリスクが高まります

 

 

 中性脂肪を増やす

果糖は他の糖質と体への吸収方法に違いがあります。

他の糖質の場合、体に吸収されてからあらゆる酵素が作用することで肝臓に送られます。ある程度過剰に摂取した場合は脳からの指令によって酵素の働きを抑制して、糖質の取り込みにブレーキをかけます。

一方で果糖は酵素の作用なしにそのまま取り込むことが可能です!過剰に摂りすぎるとブレーキが利かないので取り込まれた余剰分は脂肪に変換されて中性脂肪になってしまうのです!

 

また、脂肪の合成に使われる酵素を活性化させることでも、中性脂肪ができやすい環境を作りだします。

つまり果糖は、体に脂肪を貯め込む手助けをしていることになります!

 

 

 果糖からは筋グリコーゲンを増やせない

スポーツ選手にとって筋肉のエネルギーである「筋グリコーゲン」は、果糖からは生成できません。

某メーカーのエネルギーゼリーには「マルトデキストリン」と一緒に「果糖ブドウ糖液糖」も含まれています。練習などで糖質補給の手段がない緊急事態を別として、あまりおすすめしません。

 

 

ジュースには果物の5倍の量の果糖が入っている!

冒頭でも書きましたが、果糖は果物に含まれていますがその量はさほど気にするものでもありません。問題なのはジュースや市販の栄養ゼリーなどに含まれる「果糖ブドウ糖液糖」です。

果糖ブドウ糖の部分は上の部分を読んでいれば「砂糖」だと分かるでしょう。

液糖とは、ブドウ糖などの糖を部分的に果糖に変換させたもの。まあ、砂糖とほぼ同じですね!

ブドウ糖よりも果糖の方が甘味が強いので、ジュースなどの甘い飲み物には尋常でないくらいたくさん含まれます。

 

これを知ってもなお、ジュースを飲みたいと思いますか?私は思いません(笑)

 

 

まとめ

果糖とは

  • AGEsを生成し、疲労回復を阻害、ケガのリスクが高くなる。
  • 中性脂肪の増加に2つの方向からアプローチする
  • 筋グリコーゲンに関係しない
  • ジュースやゼリーなどに多く入っていて、アスリートにとっては特に自爆行為

 

なんかデメリットばかりですが、果糖にもメリットはあるだろ!ともなりそうですが、

「美味しい」

というくらいですね。

 

美味しいからストレス解消として食べるのは勝手ですが、AGEsの生成によって体の中でストレスを与えてしまうので、それを考えると「ストレス解消か?」ともなりそうです。

 

是非参考にしてみてください。